ウェブログやウェブマガジンなどのネット媒体から、雑誌や新聞などの印刷媒体まで、歌集『春宣りゆかむ』を御紹介いただいた記事や出版社・個人・団体へのリンク集です。(敬称略)
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インターネット時代の新しい著作権の在り方を追求する「クリエイティブ・コモンズ(CC)」の運動が注目されている。文章や音楽、映像など多くの作品が流通するネット。「創造的な共有」を意味するCCは、著作権問題をクリアしながら、創造の可能性を広げることを目指す。〔中略〕
山形県米沢市の平山雅浩は、CCで短歌を公開している。CCのネットワークで海外からの反応やアクセスがある。「誰かが自分の歌を自由に使ってくれてると思うと、万人に開かれているよう。歌の命を永遠にしたように感じます」
「無断転載禁止 (ALL RIGHTS RESERVED) は息が詰まりますね」と平山。CCのマークには "SOME RIGHTS RESERVED" と書かれている。ALL(すべて)ではなくSOME(いくらか)が、文化を伝える血管を柔らかくしていくのかもしれない。
平山雅浩さん。
携帯メールで詠んだ自作の歌を公開しておられるこの方は、
クリエイティヴ・コモンズ・ライセンスを採用。
新しい時代のツールを充分活用しています。
平山雅浩・自撰歌集『春宣りゆかむ』テキスト版
クリエイティブ・コモンズを使っているのは、こんな人たち
平山雅浩・自撰歌集『春宣りゆかむ』
http://harunoriyukamu.at.infoseek.co.jp/●ジャンル/短歌
自作の短歌をクリエイティブ・コモンズのライセンスのもと公開。外国語に翻訳されたり、他のソフトウェアできれいにフォーマットされる、オフラインで使われるなど、二次利用の反響がきている。
日本のコモナーによる活動報告
■平山さん http://d.hatena.ne.jp/harunoriyukamu/
もともとはケータイで短歌を詠み始め、20ぐらいたまったときに、公開することを考えました。ホットワイアード・ジャパンでクリエイティブ・コモンズのライセンスのことを知り、ライセンスを使い始めました。2年前の12月に公開されたライセンスを、翌年3月に公開し始めました。この前、1周年で日本語版ライセンスに変えました。公開してから2カ月で、詩の朗読会で使ったという連絡をいただきました。また、「保育園での七夕会で利用する時に、どのようにクレジットを表現するべきか」という問い合わせをいただきましたが、保育園だからいいやと思いました。コモン・コンテントにも登録しています。海外からのアクセスも多いです。日本語を勉強している学生がこのサイトを通じてクリエイティブ・コモンズを知りましたというメールをいただきました。公開した短歌を見て、英語の短歌を送ってくれた人もいます。
Creative Commons とは、ローレンス・レッシグ (Lawrence Lessig) 教授が代表を務める米国の非営利団体で、インターネット時代にふさわしい新しい著作権のライセンス方法を提唱している。著作権で保護される著作者の権利の一部を、著作者自らが解放する意志を明示するシステムで、作品の様々な広がり・利用・他の創作者との共同作業を促進しようとする取り組みということのようだ。
日本での例としては、平山雅浩さんという方が、『春宣りゆかむ』という歌集を Creative Commons のライセンスによって公開し、自らの短歌の朗読会や上演などにおける自由な使用を許諾している。
自作短歌をWebで公開している平山雅浩氏は、その短歌を詩の朗読会で使用したという女性から自分の短歌をMS-Wordフォーマットできれいに編纂したファイルを受け取った話や、やはりWebで公開している短歌がとある所で七夕の短冊として使用されたという利用例などを披露し、Creative Commonsライセンスを採用したことによりユーザ側で自由にコンテンツを二次利用できるメリットを示していた。
As mentioned elsewhere, I participated in a forum at Glocom Tokyo Friday, celebrating the launch of Creative Commons Japan. I gave a talk (not terribly interesting — I’ve heard it all before), but then attendees at the forum discussed their use of Creative Commons licenses.
I hope to get a tape, because it was a fascinating hour. One of the most amazing stories was by HIRAYAMA Masahiro describing the community that has developed around his poetry.
It struck me that this is the key to spreading this idea: Stories by creators about how free culture spreads.
ほかでも書いたが、金曜はGlocomで開かれたクリエイティブ・コモンズ・ジャパンの正式立ち上げを祝うフォーラムに参加した。わたしも(特に目新しくもない)話をしたが、そのあとはフォーラム参加者たちそれぞれのクリエイティブコモンズ・ライセンス採用体験についてのディスカッションとなった。
このときの録画が手に入ればと願っている。じつに魅惑的な一時間だったからだ。もっともすばらしかったもののひとつは平山雅浩の、かれの歌をめぐって生まれたコミュニティについての話だ。
かれの話は、このCCという考えを広めてゆくための鍵を教えてくれた:クリエータたちによる、フリーカルチャーはどのように広まってゆくのかという体験談だ。
平山さんの帰属ライセンスによる短歌
作りためていた短歌を公開するときにどうやったらいいか考えていたところ、CCがあるということを知って使い始めた。最初はUSライセンスを使っていたが、この3月からJPライセンスに変更した。ところでCCで公開するようになってしばらくしてから、詩の朗読会で使ってくれたり、七夕の短冊に使ってくれた人がいたり。