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2005.3.23更新: ケータイで読み取れるQRコードサンプル集, iPodで読めるプレーンテキスト版歌集を公開
2005.3.17: 日本法準拠版CCライセンス2.0から2.1に更新
【報道】 長崎新聞文化欄(共同通信配信記事)ほか追加

Vernal Manifesto: A Poetry (HARU NORI-YUKAMU) on the web:
Works of Japanese classic thirty-one syllabled verse, authored by HIRAYAMA Masahiro.
The website features Text Version of the verses and Sample Images using TrueType Font.
The author's weblog and profile are also available. Your feedback is welcome. Thanks.

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寄る辺無き時代に春を告げる祝詞――平山雅浩・自撰歌集
『春宣りゆかむ』公開のお知らせ

吾も知る瀬に胞の息就くを光の彼方未だ見ぬ君と

平成十四年三月二十三日
春彼岸明けに詠み贈る
山形県米沢市にて
平山雅浩

上・短冊画像サンプル:
'HG正楷書体-PRO'使用
64×512 pixel

あ‐な‐た 【彼方・貴方】 〔代名〕
他称。話し手、聞き手両者に離れた方向、時、人などを指し示す。(遠称)。かなた。

  1. あちら。向こうのほう。
  2. 以前。過去。
  3. 未来。
  4. あのかた。あちらの人。対等または上位者に対して用いた。

――『国語大辞典』(新装版) © 小学館 1988

平成十二年(西暦2000年)名残り雪の乱れ舞う春彼岸入りに寄せた処女作「輩の御魂の光我照らす雪交ふ彼岸春宣りゆかむ」(ともがらのみたまのひかりわれてらすゆきかふひがんはるのりゆかむ)から、翌々年の春彼岸明けに歌いあげた「吾も知る瀬に胞の息就くを光の彼方未だ見ぬ君と」(われもしるせにはらからのいきづくをひかりのあなたまだみぬきみと)まで約二年にわたり〈友に詠み贈る〉と題した携帯メール(e-mail)にのせて詠みあげた自作短歌の数々から選りすぐった十五首を公開。春彼岸にちなんだ表題作のほかに――

平成十二年(西暦2000年)の七夕に寄せて詠んだ
「名付かしき天煌星に願はくは君健やかに優しく在れよ」
(なつかしきあまきらぼしにねがはくはきみすこやかにやさしくあれよ)

同年七月の天変地異(月蝕と海底火山の噴火)に啓示を受けた
「天と地の間に在りて輩の息就く態を祝ふ人の子」
(てんとちのはざまにありてともがらのいきづくさまをいはふひとのこ)

同年九月三日に詠んだ
「瞳より放つ光よ幾多もの虹の彩り射抜き射抜かれ」
(ひとみよりはなつひかりよいくたものにじのいろどりいぬきいぬかれ)

同年十月四日に詠んだ
「生身にて地に降り立てる惟神舞ひ踊るこそ眞雅意なれ」
(いきみにてちにおりたてるかむながらまひおどるこそまことがいなれ)

平成十三年(西暦2001年)元旦の宵に〈謹賀新世紀〉と題したメールにのせた
「明くる世に生ける夢見よ高らかに気指せよ証せ誉れなる君」
(あくるよにいけるゆめみよたからかにきざせよあかせほまれなるきみ)

――など全十五首を時系列順に配置。くわえて巻末に断章を一篇付す。

※歌集『春宣りゆかむ』クリエイティブ・コモンズ〈帰属〉ライセンスのもとで公開しています。著作権の帰属、すなわち原作者(平山雅浩)、ならびにURI http://harunoriyukamu.at.infoseek.co.jp/を明示すれば、自由に複製・配布・展示・上演できます。商業利用ならびに派生作品等の制限は一切ありません。もちろん一首からの利用も可能です。公共に開かれた〈自律分散〉出版への参画を歓迎します。

歌集『春宣りゆかむ』著者
平山雅浩
harunoriyukamu@infoseek.jp


公開履歴


平山雅浩・自撰歌集『春宣りゆかむ』テキスト版

平成十五年(西暦2003年)三月十七日公開 Version 1.0 | プレーンテキスト版

平成十二年(西暦2000年)三月十七日
名残り雪の乱れ舞う春彼岸入りに寄せて詠み贈る

輩の御魂の光我照らす雪交ふ彼岸春宣りゆかむ
(ともがらのみたまのひかりわれてらすゆきかふひがんはるのりゆかむ)

平成十二年(西暦2000年)三月二十三日
春彼岸明けに詠み贈る

假り初めの今をぞ生きる此のわたし棲まふは御名の源と知る
(かりそめのいまをぞいきるこのわたしすまふはみなのみなもととしる)

平成十二年(西暦2000年)四月頃(記録紛失により詳細不明)
友に詠み贈る

憧れと畏れを共に名付かしみ疾き月日今胸に安らふ
(あくがれとおそれをともになつかしみときつきひいまむねにやすらふ)

平成十二年(西暦2000年)六月二十七日
友に詠み贈る

君がゐる喜びに我が胸震へ果てなく深き優しみ覚ゆ
(きみがゐるよろこびにわがむねふるへはてなくふかきやさしみおぼゆ)

平成十二年(西暦2000年)七月初旬頃(記録紛失により詳細不明)
友に詠み贈る

解き放て胸膨らませ感じをれ煌めく時を煌めく今を
(ときはなてむねふくらませかんじをれきらめくときをきらめくいまを)

平成十二年(西暦2000年)七月七日
七夕の宵に詠み贈る

名付かしき天煌星に願はくは君健やかに優しく在れよ
(なつかしきあまきらぼしにねがはくはきみすこやかにやさしくあれよ)

平成十二年(西暦2000年)七月十四日
天変地異(月蝕と海底火山の噴火)に啓示を受けて詠み贈る

天と地の間に在りて輩の息就く態を祝ふ人の子
(てんとちのはざまにありてともがらのいきづくさまをいはふひとのこ)

平成十二年(西暦2000年)七月三十一日
夏の夜の花火に寄せて詠み贈る

清かなる火花放ちて闇照らす束の間の夢瞳に映し
(さやかなるひばなはなちてやみてらすつかのまのゆめひとみにうつし)

平成十二年(西暦2000年)八月下旬頃(記録紛失により詳細不明)
友に詠み贈る

現し世に輝ける時放たむと勇みつ進む君ぞ美し
(うつしよにかがやけるときはなたむといさみつすすむきみぞうつくし)

平成十二年(西暦2000年)八月二十八日
友に詠み贈る

誰ぞ知る君が熱き血滾らすを意気弾ませつ大地を駆けよ
(たれぞしるきみがあつきちたぎらすをいきはづませつだいちをかけよ)

平成十二年(西暦2000年)九月三日
友に詠み贈る

瞳より放つ光よ幾多もの虹の彩り射抜き射抜かれ
(ひとみよりはなつひかりよいくたものにじのいろどりいぬきいぬかれ)

平成十二年(西暦2000年)十月四日
友に詠み贈る

生身にて地に降り立てる惟神舞ひ踊るこそ眞雅意なれ
(いきみにてちにおりたてるかむながらまひおどるこそまことがいなれ)

平成十三年(西暦2001年)一月一日
謹賀新世紀――元旦の宵に詠み贈る

明くる世に生ける夢見よ高らかに気指せよ証せ誉れなる君
(あくるよにいけるゆめみよたからかにきざせよあかせほまれなるきみ)

平成十三年(西暦2001年)五月十九日
友に詠み贈る

神が身に人満つる其は神人重人見重ねつ己れ鏡る
(かみがみにひとみつるそはかみひとへひとみかさねつおのれかがみる)

平成十四年(西暦2002年)三月二十三日
春彼岸明けに詠み贈る

吾も知る瀬に胞の息就くを光の彼方未だ見ぬ君と
(われもしるせにはらからのいきづくをひかりのあなたまだみぬきみと)


断章

今我ら鏡もて見る如く見るところ朧なり
されど、かのときには顔を対せて相見えむ


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Last Modified: March 23th, 2005
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